ボストンの北東約13マイルに位置するSalemは1626年に設立されたアメリカで最も古い町の 一つです。Salemはかつてアメリカで最も重要な港のひとつであったこともあり、国指定の重要史跡となっており、Salem Maritime National Historic Siteとして保護されています。Salemでは1600年大の終わりに魔女狩り・魔女裁判が行われ、多くの無実の人たちが処刑されたり、とらわれたりしたことが知られています。
そんなくらい歴史を現在は逆手に取り、現在は魔女の街として多くの観光客を誘致しています。これはSalem Witch Museumの写真です。この博物館ではSalemの魔女裁判の歴史を色々と学ぶことができます。SalemのメインストリートともいえるEssex St/Museum Plは歩行者天国になっており、たくさんの歴史を感じさせるレンガ造りの建物がたくさんあります。私もSalemはとても好きで良く遊びに行きます。
このこの通りにはいたるところに魔術関連の雑貨、お土産や呪文を書いてある本などが売っています。また10月になるとほとんど毎日のようにハローウィンパレードが行われいますし、普通に街中を仮装した人が歩いています。
トローリーがあちこち走っており観光をする際にはお勧めです。
Salemの見所をいくつか挙げてみたいと思います。まずはHouse of Seven Gablesです。魔女とは全く関係ないのですが、昔のアメリカ人の地主の生活が伺えます。また建物は忍者屋敷のように面白い場所に抜け道や隠し階段があったりして驚きます。
残念ながら中は写真撮影禁止となっており、写真はありませんが、庭も綺麗に手入れされており、お花がとても綺麗でした。また庭から海が見えます。
見所2はPickering Wharfです。Water frontにはHistoric Siteの一部である1779年に建造されれた船のレプリカであるFriendshipがあります。
また中々こじゃれたレストラン、また魔女のライセンスを持つ人の魔術道具屋など楽しめるお店があります。
Victoria Stationというレストランは内装に非常に歴史・味があり、個人的にお気に入りです。サラダバーとPrime Ribがお勧めです。
その他、Salemの見所をリストアップしてみると
魔女に関係あるアトラクションとしては
The Salem Witch Museum、 Salem Witch History Museum、Witch Dungeon Museum、The Witch House、Salem Wax Museumなどがあります。どのミュージアムにもWaxで出来た人形がたくさんあり結構不気味です。
また、Essex streetの歩行者天国には様々な心霊ツアーを企画しているお店があります。興味のある方は一度お試しあれ。近くの墓場などを夜にツアーするようです。
その他、Peabody Essex Museumは非常に充実した博物館でお勧めです。中には日本の絵画など昔、日本から持ってこられた美術品が多数あります。また、博物館内に中国から持ってきたという集団住居Yin Yu Tangがあるのですが、中々の見ものです。
美術館は近代的な建物で天井と天窓が特徴で建物内にたくさんの光が入るようになっています。多くの魔女系の建物の中がかなり暗いのとは対照的です。
美術館にはアジア系のもに加えて象牙を使った美術品がたくさんありました。また日本人の学芸員もいるようです。Salem訪問の際には一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?